作戦概要
Arduinoで作る時限爆弾シミュレータを使った爆弾解除ゲーム。装置の解除手順を記載したヒントを様々な場所に隠すことで、それらを見つけて爆弾装置の解除に挑むスパイアクションごっことして遊ぶことができます。
ヒントの入手方法を変えるとまた違った遊び方が可能なのではないでしょうか。
遊び方の例:ツムテンカク2015の場合
チェックポイントの回答を記載したイベントの告知ページはこちらから。
マイコンボード・Arduinoにカウントダウン用の数字LEDと振動する装置を繋げたもの。
振動する装置は空き缶の中に入れ、これらを箱にセットしました。
使用した箱はトイカメラのブランド「ロモグラフィ」のオイルサーディン缶をイメージしたカメラ「La Sardina」シリーズの空き箱。そのため、振動装置を入れる缶には市販のオイルサーディンの空き缶を使用しました。おそらくこの点に気付くのはトイカメラファンだけであろうと思います。
イベント用に通常のオイルサーディンを使用した1号と、レモン風味のオイルサーディンを使用した2号の2台を用意し、解除手順もそれぞれ別にしました。
導電インクで書いた線に「ぢげんばくだん」から伸びるコードのクリップを挟んで操作します。
イベント開催時にはビーコンでの情報取得ができないAndroid機種のためにQRコードを使ってアクセスするヒントページを作り、そこにアクセスするための数字8桁のパスコードを用意しました。コントローラーに記載された数字がそれです。
B2サイズの看板を10枚用意し、新世界のあちこちに設置させていただきました。1号用のチェックポイント5か所と2号用のチェックポイント5か所の計10か所です。
看板の裏側にビーコンを1個ずつ貼付け、そこに探索用アプリをインストールしたiPhoneを近づけると「ぢげんばくだん」の解除手順が表示されます。Android携帯はまだ大半の機種がビーコンに対応しておらず探索アプリが準備できないため、QRコードの読み込みによってヒントが見られるようにしました。
iOS用のビーコン対応コンテンツビューワアプリ「Sense - receptor for Beacon」です。このイベントのためにイチから作ったものではなく、既存のアプリの1イベントとして対応していただきました。
DIYレシピ
Mission In Boxで使用する「ぢげんばくだん」をDIY開発していただけるよう、Arduino用ぢげんばくだんプログラムのソースコードと回路図をダウンロードできるようにしました。内容物の詳細はzipに同梱の「readme.txt」をご覧ください。
なお、Arduino本体及び接続するケーブル、LED、振動モーターなどは各自での準備が必要です。
またArduinoのプログラミングについても入門書などを参考にしてください。
個人で作って楽しまれる場合、特に許諾は必要ありません。作った物の写真や仕様などをメールでお知らせいただけると、製作者が喜びます。
- missioninbox.zip(117KB)